1981年にウクライナの芸術家、オルガ・スコヴォロダによって撮影されたこの写真は、最も鮮明な平行植物の物理的記録として知られている。
当時無名だったスコヴォロダはこれによって世界中に名を知られることとなったが、その後の彼女の人生は平行植物によって大きく狂わされた。
平行植物を自らの目で視認するという欲求に囚われた彼女は世界各地を放浪し、最後はコンゴ盆地の密林奥地で消息を絶ったのだ。
それからほどなくして、彼女が人形の造形に使用していた粘土に平行植物の化石が含まれており、それが写真記録に影響したことが分かった。
追い求めたが故に平行植物から遠ざかってしまったのは、非常に皮肉なことである。



レオ・レオニ著「La botanica parallela」より着想を得て作成した絵。上の小話は適当に書いたので、本の内容とは無関係です。

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